近頃の銀行って・・

仕事で振込みの用事があって銀行に出掛けた。

立ち寄ったのは自分の口座も会社の口座もあ
るアルファベット三文字の銀行。
以前は私の住んでいる地区の名前をうたって
いたが、合併して名前が変わったのだ。
合併するときは「今後は更なるサービスの向上
を求めて・」なんて言っていた気がしたんだけど。

ついでに両替しようと思った。なぜか財布には
万札が四枚くらい。細かいのが皆無だった。
窓口は月末で待ち番号が60人も。
当然両替くらい機械でするさ。幸い誰も使って
いないし。

で、困った。　以前は「開始ボタン」を押して
札を機械に入れて、両替したい種類を選ぶだ
けだったのに、今回は「開始」させるのに「当行
のキャッシュカード」が必要なのだ。
まず、機械のキャッシュカード入れにカード
を挿入して初めて両替機が作動するのだ。

うちはカードは奥さんに預けてあるので普段は
持っていない。会社の仕事用のカードはあるけ
ど、今日は会社に置いてきた。
べつにお金を下ろしたり動かしたりするのでは
なく、「手持ちの金を何枚かに両替」するだけな
のに「キャッシュカードがいる」のだ。

係員に聞こうかと思ったが、混んでいるのか
ボタンを押してもなかなか来ない。
ようやく話を聞くことが出来た。

「どうしてカード入れないと両替できなくなっ
たのですか？」
「はい、何時々から当支店ではカードを入れるよう
にお願いしています。」
「いや、そうした理由を聞きたいのよ。それと、
忘れた時とかはどうするの？」
「上からの指示ですので・・カードがなければ
窓口に
出してください」
「窓口は混んでいるしなぁ・・窓口ではカード
を見せないでもいいのですか？」
「はい、現金だけで・・」
「なら、なぜ機械を使う時だけ要るんでしょうかね？
身分証明とかですか？」
「それは・・(ちょっと詰まって)当行の口座
を持っている方に機械を使っていただけるように・・」
「でも口座があってもカードを持っていない人
は困りますよね。私も口座は持っていますが
カードを忘れたので何とか成りませんか？」
「私ではなんとも・・」

という感じでした。
まあ、せっかくの機械を誰でも使えてというの
は勺だから、口座を持っている人にだけ使える
様にしよう。　その他の人は窓口に並んでもら
えばいいや・・　といった話だったのです。

しかしこの話はきっと続きが有るのです。
いまでも「大量の」両替には手数料が掛かって
います。
それが近々、全てに掛かってくるのでは、と。
で、窓口では手数料をさっぴく。
機械ではその人の口座から手数料を引き落とす。
故に、キャッシュカードを使用してもらう」
「カードのない人は自動で落とせないから全て
窓口に入って貰う」
ってことですね。

ほんと、銀行って大企業や投資家、政治家には
大アマなのに、そのツケを全て庶民に持ってく
るのですね。
振り込み、振り替えの手数料だってなんで
あんなに高いのかおかしいと思わない？
おまけに両替手数料とって・・極めつけは
超低金利ですね。
何かに振込みして、手数料が420円掛かった
としたら、それを金利で稼ごうとしたら420
万円を一年間預けなくてはならないのですよ！

まだあった。
あんたら給料高すぎ！